本来パーマをかける目的とは、髪にボリューム感をつくったり、おしゃれなウェーブスタイルを維持することです。その目的以外の成分を削除すれば、パーマで髪を傷めたり、負担をかけたりすることもなくなります。髪を傷めないウェーブづくりに必要なものは何か、アイアピアは下記の2つのことに徹底してこだわっり、パーマシステムをつくりだしました。
現在の美容業界の流れとして、よりスピーディーに施術をおこない、トリートメント剤で髪の損傷度をおさえるやりかたが、一般的になっています。実際これは傷まないパーマではなく、傷んだ髪は隠すパーマシステムです。
低刺激のパーマ剤と美容師の技術が伴えば、保護剤の必要以上の濫用をしなくても、髪を傷めずにウェーブスタイルをつくることができます。
アイアピアが提案するパーマシステムは、プラスの電気を帯びたプラスイオン物質を含む超純水のローションを使用します。それが毛髪内部のマイナスイオン物質に付着し、マイナスの電気を帯びた還元剤は毛髪内部のプラスイオンに引っ張られ浸透します。
したがって、強いアルカリ系パーマ剤や保護剤を使用する必要がなく、髪が傷む心配もいりません。
二つのカップを用意して、一つのカップに従来のパーマ液を入れて、もうひとつのカップにアイアピアのパーマ剤を入れ、その中に髪の毛を入れ、1時間漬け込みます。当然従来のパーマ剤は軟化してゴムのようになってしまいます。しかしアイアピアの方は軟化せず、芯もしっかりした状態のままです。
テンション(髪を引っ張る)をかけてロット巻きしていくのが一般的です。裏表の毛に外輪と内輪の差がないため、裏の毛にたるみができ、表の毛は突っ張られて、巻かれていて痛い状態になり、パーマの特性にも差が出ます。
髪を引っ張ることなくピンカールをつくりその状態を壊さないように巻いていきます。おもてと裏の髪の状態が外輪差内輪差が同じで、巻かれていても突っ張り(痛い)感がありません。自然なボリュームでウェーブをつくることができます。
Aの状態でパーマをかけるとパーマ剤が髪に浸透しにくいので、ウェーブ形成を維持させるためによりつよい薬剤をつかってパーマをかけることになります。そうすると、髪のツヤに必要なキューティクルがはがれてしまいます。だから、そのツヤをだすために必要以上のトリートメント剤を使うことになり、ますます髪に負担がかかってしまいます。それは、髪の損傷を隠す役割にしかなりません。
しかし、Bのように髪を引っ張らずにかけるパーマは、髪に無理なくパーマ剤を浸透させることができますので、有害な物質を取り除いたパーマ剤でウェーブ形成が保たれます。キューティクルがはがれ落ちることもなく、髪のツヤが維持できます。必要以上にトリートメント剤もつかいません。だから、弱いパーマ剤でしっかりとしたウェーブをつくりだすので、施術する美容師のワインディングのテクニックがとても大切になります。